2021.03.31 / career-job-hunting

オンライン就活インタビュー番外編:独立開業

インタビュー番外編:独立開業について

インタビュー前編・後編では、コロナ禍の就職活動を成功させるオンライン活用術や必勝法を聞きました。就活生から「新卒での独立開業について」質問が届いていましたので、取材時のトークを番外編としてお届けします。

Co-en代表 濵口 桂さん × ライター 西倫世

西ちゃん
働き方の選択肢が増えている今、就職せず独立開業を目指す学生もいるようです。

はまぐちさん
就活=いったん会社に入ると思っていると思うんですけど、副業OKの会社が生まれてきている今、会社に入る意味ってなんなの? と思う人も多いかもしれない。

西ちゃん
では新卒生の独立開業についてはどう思われますか?
はまぐちさん
独立にもメリット・デメリットがあります。組織に入るからこそ得られるものもあるし、でも会社に入らなければ成功しないってわけでもない。自分が将来やりたい方向付けをしっかりして、それは会社に入った方が得なのか、すぐに独立した方がいいのかを考えたらいい。

西ちゃん
その判断はむずかしいかもしれませんね。
はまぐちさん
たとえば会社に入れば組織の成り立ちがわかるから、将来会社を作って多くの社員を抱えるようになりたいのであれば就職した方がいい。世界中に人脈を広げるなら総合商社で働くのが近道だし、生産工程を学びたいならメーカーに就職して工場で働くのがいい。また自分1人だと何千億という事業はできないけど、商社にいればそれが経験できるかもしれない。逆に自分がやりたいことは身近にいる100人を助けたいとかであれば、会社に入る必要はないかもしれない。とにかくまずは自分が何をやりたいのか、その軸足を決めることですね。

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この記事を書いた人

西  倫世
フリーランスのライター。学生時代、アルバイト情報誌の編集部で学生スタッフとして雑誌づくりに携わり、大学卒業後は編集プロダクションに勤務。転職情報誌の編集・ライターとして経験を積み28歳で独立。現在は就職サイトにて記事を作成するほか、飲食業界誌、企業広報誌、テレビ誌などあらゆる媒体で、さまざまな職業の人物インタビューを行っている。