2020.07.10 / newseventsbook

課題図書⑦ねこと王さま

読書感想文コンクールに今年もチャレンジするぞというみんなへ。今年の課題図書について紹介します。

☆『ねこと王さま』はこんな人におススメ☆

イギリスが好き / 海外のお話が好き / ユーモラスな作品が好き / 絵が多い本が好き

 

~小学校中学年の課題図書ですが、大人でも楽しめるので今回、紹介していきます~

ある日、ドラゴンのせいで、王さまが暮らしていたお城が燃えてしまいました。

王さまは、いちばんのともだちのねこといっしょに町へ引っ越して、小さな家で暮らし始めます。

「王さまのしごと」以外は、本当に何もできない王さまなのですが、フリーマーケットやスーパーマーケットで買い物をしたりと、毎日少しずつできることが増えていきます。


お城での暮らしを思い出しては懐かしむ王さまのために、ともだちのねこはアレコレ工夫を凝らします。とても王さま思いのねこなのです。

二人の生活ぶりはとってもユーモラス。読んでいてなんだか心があたたかくなるお話です。

英国の「アリゲーターズ・マウス賞」を受賞しています。

二階建てバスなど、イギリスらしいイラストがたくさん描かれています。とても味わいのある絵で、挿絵だけ眺めていても楽しめる本です。

 

◆本について 『ねこと王さま』 著:ニック・シャラット  翻訳:市田泉   出版社:  徳間書店  1,760円

この記事を書いた人

あすとれ編集部
編集長・春瀬(編集・ライター兼キャリアカウンセラー)と、ライターさん、就労前世代のモニターバイトさんから成る編集部です。拠点は大阪市内。「こんな記事が読みたい」などリクエスト募集中!