2019.12.12 / book-website

世界の未来について、ちょっと本気で考えてみよう

『2030年の世界地図帳』著:落合陽一

(出版社:SBクリエイティブ 1,500円+税)

本書のテーマとなっているのは、最近テレビや新聞でもたびたび取り上げられている『SDGs(エスディージーズ)』。Sustainable Development Goalsの略で、日本語にすると『持続可能な開発目標』。具体的には、貧困から環境、労働問題などに関する17のゴールを掲げ、2030年までに達成しようという世界共通の目標のことだそうです。

難しい言葉がたくさん出てくるため、端から端までしっかり理解するには時間がかかるかもしれませんが、この本のいいところは、たくさんの図や表が掲載されていること。

たとえば第1章は2020~2050年のテクノロジーに関する予想年表があり、実現が確実視されている<予定>、実現に向けてプロジェクトが動いている<目標>、おおよその目途がついている<予想>をまとめて年表にしています。

2024年 火星へ有人宇宙船を送る<目標>

2027年 リニア中央新幹線開業<予定>

2030年 AIによる専門職の代替が始まる<予想>

2050年 宇宙エレベーター完成<予想>

などと書いてあるのを見ると、ちょっとワクワクしてきます。

 

ほかにも世界地図の上に人口がどう増加していくかを表したグラフを見ると、日本の高齢化が世界的に見ても顕著なのがひとめでわかるし、1850年~2016年のCO2排出量の変化を見ると、いかに環境問題が深刻なのかに気付きます。

世界で起きている問題すべてを自分事として捉えるのは難しいですが「何かできることはないか」考えるだけでも自分にとって、みんなにとって素敵な未来に一歩近づけるかもしれません。

この記事を書いた人

西  倫世
フリーランスのライター。学生時代、アルバイト情報誌の編集部で学生スタッフとして雑誌づくりに携わり、大学卒業後は編集プロダクションに勤務。転職情報誌の編集・ライターとして経験を積み28歳で独立。現在は就職サイトにて記事を作成するほか、飲食業界誌、企業広報誌、テレビ誌などあらゆる媒体で、さまざまな職業の人物インタビューを行っている。