2019.12.20 / career-job-hunting

career⑤自己分析

「自己分析」という言葉もよく耳にすると思います。「自己分析」について考えてみましょう。

①自己分析って何?

満足する進路決定をするためには、まず自己理解を深めることが大切です。

自分が本当にやりたい仕事は何か? 自分の強みは何なのか?

こうした問いについて考えるとき、あいまいな思い込みや希望的観察は禁物です。じっくりと冷静に、自分を正しく理解する取り組みの一つが「自己分析」です。

 

◆自己理解を深める3つのアプローチ

②自分史を書いてみよう

自己分析には様々なやり方がありますが、このコラムでは「自分史」を書くことをお勧めします。

★上の表はこちらからダウンロードできます jibunshi

 

過去の経験の中には、今の「自分らしさ」がどうやって作られたのかヒントがあふれています。

じっくりと時間を取って、書き出してみましょう。

(※ただし、思い出したくないことを無理に書く必要はありません)

【手順】

①生まれてから今日までの満足度(充実度)を曲線にして、フリーハンドで描きます。満足していた時期はラインを上げ、不満足だった時期はラインを下げます。

②主な出来事、成功体験(達成感を得たこと)、失敗体験(乗り越えた経験)を書き出します。

③その時に影響を受けたこと、人物、本、授業などを記入します。

④それらの経験から身に付けたスキル、学び得たこと、心に誓ったことなどを整理します。

⑤あなたの満足度が高いとき・低いときには、どんな傾向があるかを考察します。

 

自分らしくイキイキと働いていくためには何が必要でしょうか。家族や友だちと話してみるのもお勧めです。

この記事を書いた人

千葉 裕子
1級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)。営業や秘書としてビジネス現場で培った実務経験、3,500件を超える個別カウンセリング実績を活かし、講師業・キャリアカウンセリング業務を展開。自ら考え行動できる「自律した人材育成」を生涯目標に掲げている。個人オフィス・マイキャリアでの活動のほか、ビジネスプラスサポートなどでも活躍中。 ビジネスサポート千葉裕子紹介ページ