2019.12.18 / communication

communication⑯内定式後の食事会、自分の立ち位置は?

学校でもバイト先でも家でも、コミュニケーションって大事。「こんな時どうすればいいんだろう?」と迷うポイントを、ビジネスマナー&コミュニケーションに詳しいゆうこ先生がアドバイス。
CASE⑯内定式後の食事会、自分の立ち位置は?

大学四年生男子の声:内定式後の食事会など、「自分がお客様扱いなのかな」と思う時。社員さんが動いてくれていたし、自分は動かなかったけど、同じ内定者の女子など動いていた子もいた。こういう時は、何が正解なのか? 誰にどう聞けばよいのだろうか?

 

ゆうこ先生のアドバイス:慣れないシチュエーションだと迷っちゃいますよね。

内定者の段階ならば確かにお客様ではあるのですが、社員さんたちは将来の上司や先輩ですし、目上の方たちですからね。「率先して動く」「その場に貢献する」という意識を持って、行動に移すことをお勧めしたいです。

例えば、乾杯用の飲み物を注ぐときや、大皿料理を取り分ける場面などでは、「僕やります!」「私にやらせてください」などと明るく声を出して、手を動かしてみてはいかがでしょうか?

また、グラスが空っぽの方を見つけたら、「おかわりはどうされますか?」などと声に出すのがプレ社会人としてスマートな立ち居振る舞いですね。横目でチラチラと様子をうかがうような態度は、気疲ればかりで残念なこと。まずは動いてみること。それで周りの社員さんから「気を使わなくていいよ」と言われたら、その後は気遣いしすぎずに食事やおしゃべりを楽しんだらいいと思います。その際は、動いてくれた人へのお礼の言葉は忘れずに。「ありがとうございます」と笑顔で応対しましょう。

この記事を書いた人

千葉 裕子
1級キャリアコンサルティング技能士(国家資格)。営業や秘書としてビジネス現場で培った実務経験、3,500件を超える個別カウンセリング実績を活かし、講師業・キャリアカウンセリング業務を展開。自ら考え行動できる「自律した人材育成」を生涯目標に掲げている。個人オフィス・マイキャリアでの活動のほか、ビジネスプラスサポートなどでも活躍中。 ビジネスサポート千葉裕子紹介ページ