2019.11.28 / industory

ビジネスアイデアに差が出る、気づく人・気づかない人

学校~家を往復する毎日だと入ってくる情報が限られることも多い。産業トレンドに精通したプロの記事を読むことで知らなかった世界がみえてくるかも。「社会に興味を持つきっかけに」と、今回おススメする記事がこちら。

ビジネスのアイデアは❝「気づく」か「気づかない」か?❞ この差にあり!

駅でよく見かける待合室。 そこで仕事をしているサラリーマン。電車が来るまでの時間を有効利用して、Wi-Fi でネットにつなぎメールの確認、そして見積書などの書類を送信する。顧客先に行く前には企画書の最終確認と修正。営業帰りには報告書の作成……などなど。

よく見ていると、電車が来たのに乗らずにそのまま仕事を続けているサラリーマンもいる。
こんな光景がもう何十年も続いていて多くの人が目撃をしているのだけど 遂に昨年夏、東京メトロが『駅ナカのサテライトオフィスサービス』の実証実験を始めた。さらに、少し遅れてJR東日本が駅ナカに「駅ナカシェアオフィス」設置を開始した。
どちらも見た目、少し大き目の電話ボックスに椅子と机が入っているようなイメージだ。 Wi-Fi と電源が使える。スマホで空き室を確認をし、予約ができる。鍵はスマホに表示されるQRコードを読み取らせると開く、という仕組みだ。15分=250円と、短時間での利用も可能となっている。これが話題となり、今年に入ってテレビのビジネス番組などでも何度も取り上げられている。
同じ光景を見ていても、世の中には❝気づく人❞と❝気づかない人❞がいる。
気づく人は、その光景の中にビジネスチャンスを見出し、新たなビジネスを起こしていく。
同じ光景を見ても気づかない人は、「いやぁ~私もこれはビジネスになるって思っていたんだよ!!」と後でのたまうが、気づかなかった言い訳に過ぎない。
気づく人・気づかない人、あなたはどちらになりたいですか?

この記事を書いた人

濵口 桂
Co-en代表。大学や企業などで『産業トレンド・業界動向・企業研究』をテーマに、非常勤講師として授業・講座などを行う。ファシリテーションやコーチング、キャリアカウンセラーのスキルを応用した、絵本やブロック、各種カードを使ったワークプログラムも実施。『日本昔話村シリーズ』と銘打ったオリジナルのワークツールの開発も行っている。 FBページインスタ(絵本の紹介)