学校～家を往復する毎日だと入ってくる情報が限られることも多い。産業トレンドに精通したプロの記事を読むことで知らなかった世界がみえてくるかも。「社会に興味を持つきっかけに」と、今回おススメする記事がこちら。

スポーツ経済、コンテンツは熱狂!!

ラグビーのワールドカップがこんなに盛り上がるなんて!!

記録的な観客動員数、品切続出のグッズ、そして、そして桁違いの売上げをあげるビール‼️
会場の一つである東京スタジアム（東京都調布市）の近くにあるコンビニでは、ビールが通常の50倍も売れたらしい。

ここでスポーツをビジネス視点で見てみよう。
ラグビーのサポーターは、ビール片手に大声で熱狂的に応援する!!
野球でもバッターに立つ選手の応援歌を合唱し、サッカーでもサポーターが揃ってジャンプしている。バレーでもスティックバルーンを叩きながら応援する。陸上の走り幅跳びなどでは選手が応援席に向かって手拍子を求めたりする。
そう、プロスポーツとは、一種のパフォーマンスを魅せる場、そのコンテンツはエンターテインメントとなるのだ。
アスリートの超人的な力を発揮する度に、観ている人たちに熱狂を巻き起こすからこそ、魅力的なコンテンツとしてスポーツビジネスが成り立つ。

バレーの選手はサーブを打つ時に静粛にとは言わない。ピッチャーが投げるたびに観客は応援を止めたりしない。
当たり前……？　いや、運営スタッフが『静かに！』という看板を出して観客の応援……どころか会話や携帯も止めるように強制するプロスポーツがある。そう、プロゴルフだ！

そのゴルフに変化が起きた。『静かに観るだけがゴルフじゃない』という広告を出した。

https://www.panasonic.com/jp/corporate/ad/panasonic-open/men/event.html

観客はビールを片手に応援ができ、プレー中でも音楽が流れＤＪが選手を紹介するという。その結果チケットは売れ、来場者は増加傾向にある。

スポーツビジネスとは、やはり熱狂することに価値のあるコンテンツなのだ!!