お金が貯まる貯金の方法
高校に入ってからバイトを始めるという人も多いでしょう。今回は「貯金」についてお話しましょう。
「バイト代をたくさんもらえたら間違いなくお金は貯まるのに、少ししかもらえないからなかなか貯まらない!」そんな風に思っていませんか?
でも実は、お金が貯まらないのはバイト代の金額のせいだけではないのです。
ではなぜ貯まらないのか? どうやったら貯まるのかを考えていきましょう。
POINT1)「お金を貯める目的」を考えよう
何のためにお金を貯めたいと思っているのでしょう? 何か買いたいものがあるのなら、まずは「いつ頃買いたいのか」考えて、「いくらなのか」を調べましょう。
例えば半年後に6万円のギターを買いたいのであれば、6万円÷6ヵ月 → 「1ヵ月に1万円ずつ貯めなければ」と具体的に考えられますね。
「いつまでに いくら」をしっかり考えることで「計画的にお金を貯める」という意識が持てることになります。
では、特に目的はないけれど、予備資金として何かあった時にお金をためておきたいという場合はどうしましょう? その場合も「予備資金として●万円貯めよう」と金額を決めてみましょう。
「なんとなく貯めよう」から「〇〇のために貯めよう」という目的意識のある考え方をしてみましょう。
POINT2)ムダ遣いをチェック
貯める前に「いくら使っているのか」を確認しましょう。
おこづかい帳アプリや手帳を使うなどして、使った金額を控えてまずは1ヵ月でどれだけお金を使っているかを確認しましょう。その中に「何に使ったかわからないお金」がありませんか? あれば、それが「ムダ遣い」の可能性が高いです。
たとえば、帰り道にコンビニで200~300円くらいの買い物をよくする、でも安いものだしあんまり気にしていなかったなんて場合でも、1ヵ月で考えると5000円~1万円など大きな金額になっているものです。
気づいていない「ムダ遣い」がないか確認してみましょう。
POINT3)「先取貯金」を始めよう
バイト代やおこづかいをもらった時点で、貯めておこうと思う金額を最初に貯金しましょう。「使った残りを貯金しよう」と考えているとなかなか貯まりません。
銀行や郵便局で積立預金の手続きをしておけば、振り込まれたバイト代から毎月決まった日に決まった金額を引き落として貯めていくことができます。自動的に毎月お金を貯めていくことができますね。
貯金ができないのはバイト代やおこづかいの金額のせいではなく、意識と方法の問題です。
①「お金を貯める目的」を考えよう ②ムダ遣いをチェック ③「先取貯金」を始めよう
ぜひ試してみてくださいね。