2018.04.04 / newsevents

ナレッジイノベーションアワード

「未来にこんな仕事があったらいいな」「こんな仕事をやってみたい!」そんな風に思うことありませんか?
『味覚バーコード製造員』『脳内思考公開業』『対動物通訳士』――うんうん、そんな仕事があったら楽しそう! とワクワクするアイデアをたくさん聞くことができたのが「ナレッジイノベーションアワード 公開パフォーマンス・最終選考会」(3月21日・グランフロント大阪にて)。
「産業創出」「人材育成」の一環として開催されているこのアワードは、「中学生アイデア部門「高校生アイデア部門」「ナレッジキャピタル部門」と3部門に分かれています。

中学生・高校生アイデア部門は未来の仕事についてアイデアを募るもので、誰でも応募できます。5回目の開催となる今年は中・高校生あわせて5013通もの応募があったそう!
当日、観覧してたくさんのアイデアを聞いていると、日本の未来は豊かだなあ、10年・20年後どんどんユニークで便利なアイテム・仕事が生まれているんだろうなとワクワクしてきました。中高生のみんながどんなアイデアを出したのか一部紹介していきます。
まず中学生アイデア部門。
味覚バーコード製造員……食べたことがある人の味覚をコピーして味をバーコードに ⇒ 読み取ると脳にイメージが伝わるというもの。実際に食べなくても食べた気分になれるからダイエットになる、アレルギーがあっても味を楽しめるなど身近なメリットを挙げてくれる一方、デメリット・問題点も把握している点が客観視できていてすごいなと感心!

対動物通訳士……「動物と話せたらいいな」と考える人は多いと思いますが、「ファンタジーから一歩踏み込んでいる点がいいね」と審査員の先生からコメントがあったように、虐待を受けたペットを慰めるため、絶滅危惧種保護のためなど視点がすごいなと思わせてくれるプレゼンでした。

次に高校生アイデア部門。
「自然養鶏・幸せな養鶏を」と語ってくれた農業高校の女子高生からは、鶏への愛がしっかりと伝わってきました。日本の養鶏場で鶏が過ごす環境が悪いこと、その理由は消費者への低価格提供にあることなど説明を受け、気づきをもらうことができました。

「持ち手にAI付きカメラがついたインテリジェンス杖」で安全に過ごしてもらおうという女子高生二人はプレゼン方法がユニークでした。漫才でプレゼンしてくれたのです。ネタも綿密に練られていておもしろくて会場も笑いの渦に。アイデアを考え、エントリーシートを作って応募書類を完成するだけでもすごいのに、観客を楽しませてくれるサービス精神に感服!

ナレッジキャピタル部門では、ナレッジキャピタルを拠点として生まれたイノベーティブな『活動』が発表されました。アイデアを形にし、活動している段階でのプレゼンに、会場にいた中高生のみんなは刺激を受けたのではないでしょうか。2つ紹介します。

壇上に置かれた斬新なデザインのアイテム。「あれは何だろう?」と思っていると、次世代かき氷製造機。「パーティデザートに」「世界に広めたい」というコンセプトだけに、とってもオシャレ。たとえばエスプレッソとミルクなど、同時に2種類が削れるそうで、プレゼンを聞いているうちに食べてみたくなりました。

次に、「iTOUR(アイツアー)」。みんなも「テレポートできたらいいな」って思ったことありますよね。インターネット環境があれば、世界中どこにいてもお店・観光地・イベント会場のロボット達へ、リアルタイムにテレポートができるのです。たとえば、すごく行きたいイベントがあるけど会場はアメリカで旅費も時間も捻出できないとき、あるいは入院してしまったけど学校の授業を受けたいとき、今いる場所からロボットを通じて観光したりコミュニケーションができるので「行きたいけど行けない」がなくなるというサービスです。 ※「大阪・中之島の光のルネサンス」の会場での、iTOUR(アイツアー)体験の様子はこちら → https://asutre.com/archives/1356

このアワードの魅力のひとつは、中学生・高校生・社会人が同日にそれぞれプレゼンし合うので「素直さから突拍子もないアイデアが浮かぶんだ」と中学生に感心したり、社会人がアイデアを形にしている様子をみて「すげえ!」って刺激を受けたり。相互に刺激を受け合うことができる点がおもしろいと感じました。連絡先を交換したりと、つながっていけるのもいいですね。
「今度、応募してみたいな」という方のために流れを書いておきます。
今年は「9月募集開始 ⇒ 1月16日応募締め切り ⇒ 2月下旬に書類選考結果通知 ⇒ 3月21日最終選考会」でした。部門ごとに書類選考を通過した上位入賞者各7名が、「ナレッジイノベーションアワード 公開パフォーマンス・最終選考会」に招待され、当日、応募内容のプレゼンテーションを行い、各賞が決定しました。

各賞決定後、中学生の一人が「みんなすごいね」ってコメントしていましたが、本当にみんな素晴らしかったです!
「何かが足りなくても誰か助けてくれるから夢をあきらめないで」と、受賞者の一人が話していたように、一人じゃ難しいと思っても、発信することでアドバイスがもらえたり、仲間が見つかったり世界が広がっていくことがあります。興味ある中高生のみなさん、ぜひトライしてみてくださいね。

◆今年の各部門の入賞結果はこちら↓
中学生アイデア部門「未来の仕事を考える」 受賞一覧
高校生アイデア部門「未来の“私の”仕事を考える」 受賞一覧
ナレッジキャピタル部門 受賞一覧

◆観覧申込み
「応募するのはまだ自信ないけどみんなのアイデアを聞いてみたいな」と思ったら、観覧申込みもできますよ。
◆次回開催予定:2018年9月頃より募集開始予定。
参考:今回の募集要項はこちら 中学生アイデア部門 高校生アイデア部門
◆主催:一般社団法人ナレッジキャピタル URL:https://kc-i.jp/activity/award/innovation/2017/about/

この記事を書いた人

あすとれ編集部
編集長・春瀬(編集・ライター兼キャリアカウンセラー)と、ライターさん、就労前世代のモニターバイトさんから成る編集部です。拠点は大阪市内。「こんな記事が読みたい」などリクエスト募集中!