2017.12.28 / manners-about-money

初詣前に知っておきたい! 神社の参拝マナー

もうすぐお正月ですね! 「新しい一年が良い年でありますように」と祈りをこめて、家族や友達と初詣に行く人も多いかと思います。みなさん参拝のマナーはわかりますか? 正式な参拝ってどんなものか・どんな意味があるのか知っておくと「すげえ!」「なんかかっこいい」って言われるかも。神社への初詣の際、知っておきたいことをまとめてみました。

※お寺の参拝マナーが知りたい方はこちら → 初詣前に知っておきたい! お寺の参拝マナー

◆鳥居をくぐる前に

神様が祭られている場所に入る前には、鳥居やしめ柱の前で一度立ち止まり、軽く会釈してから入ります。服装の乱れもここで整えます。神様に失礼のないよう、「コートやマフラーを外してから拝礼」が正式ですが、人出の多い初詣では着たままでも良いとされています。

◆鳥居をくぐる時

「参道の中央は神様の通り道」とされています。中央ではなく、なるべく端を歩きましょう。

◆手水舎で身を浄める

古来より「水はけがれを洗い流すもの」と考えられています。神社の境内には、参拝者が身を浄めるための場所「手水舎(ちょうずや・てみずや)」があります。手と口を清めましょう。

①右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、左手を洗い清める。 ※まず左から……神道では左が神聖なものとされています。

②柄杓を持ち替えて右手を洗い清める。

③再び持ち替えて柄杓を右手に持ち、左のてのひらで水を受けて口をすすぐ。すすぎ終わったら使った左のてのひらも洗う。 ※口をすすぐ時、柄杓に口をつけないように注意。

④柄杓を縦にして、自分が持った柄の部分に水を流し、元の位置に伏せて戻す。

◆参拝

①神前に進み、姿勢を正します。なるべく神前の中央には立たないようにし、小さく一礼します。

②賽銭箱に賽銭を入れます。 ※お賽銭を投げて「祓い銭」とする人もいますが、賽銭の由来=お供え物なので、投げない方が好ましいです。 ※賽銭は気持ちの問題なので額は関係ありません。「ご縁があるように」と5円や15円、「願いが通るように」と、穴の空いた5円・50円玉を入れる方も多いようです。

③静かに1回だけ、鈴を鳴らす。 ※鈴には「魔除け」「清め」の意味があるので鳴らすことで穢れを祓います。

④もう一度姿勢を正します。「二礼二拍手一礼」で拝礼。

90度の礼で二回おじぎ

→ 胸の前で二回柏手を打つ(右手を少し下にずらしておく)

→ 90度の礼で一回拝む(このときは指先をきちんと合わせて)

願い事がある人は最後の一礼の時に心の中で念じます。 ※拍手(はくしゅ・かしわで)……鈴と同じく、邪気を祓う意味があります。神様を呼び出すためとも言われます。 ※願のかけ方……はじめての時には「自分の名前・住所」を伝えてから、今参拝できることを感謝しつつ願い事を述べます。

初詣の際は人も多く、長時間拝殿の前を占有するのは迷惑になるので手短に行いましょう。

◆帰りに鳥居をくぐる時

鳥居をくぐってから、鳥居に向かい直して再度一礼。

◆帰り道

途中で寄り道などをしてしまうとせっかくいただいた福を落としてしまうので「まっすぐ帰ったほうがいい」と言われてきました。かつては元旦に営業しているお店がなかったのでみんなまっすぐ帰ったんでしょうね。

 

最後に、お守り奉納やおみくじについても紹介しておきましょう。

◆古いお札・お守りはどうすればいいの?

神社では、古いお札やお守りを浄め、焚き上げをしてくれるので、昨年のお札やお守りは持参して奉納しましょう。一年間、自身を守ってくれた感謝の念を込めて奉納し、その年の歳神様をおまつりする新しいお札などを買いましょう。

◆おみくじ、ひいた後はどうするの?

諸説ありますね。結果にかかわらず「願いがかなう(実を結ぶ)ように結んで帰る」「吉みくじは持ち帰る・凶みくじは結んで帰る」など。

「神様を敬う気持ち」「(人出の多い時期なので)他人への配慮」も大切に、楽しい初詣を! みなさんの2018年がステキな一年になりますように。

【記事監修】川合しのぶ(神社巫女歴44年)

CS企画 『心と身体のクリニック〜Luceルーチェ〜』セラピスト・スピリチュアルカウンセラー・セミナー講師

伊勢神宮をはじめ、全国各地の神社のガイドを務める。 パワースポットツアーイベント開催時には神社参拝のマナーセミナーも実施。 巫女舞の養成も手掛けている。

この記事を書いた人

あすとれ編集部
編集長・春瀬(編集・ライター兼キャリアカウンセラー)と、ライターさん、就労前世代のモニターバイトさんから成る編集部です。拠点は大阪市内。「こんな記事が読みたい」などリクエスト募集中!