2021.03.13 / online

オンライン学習時・体への負荷をへらすコツ

Q.オンライン学習の時間が長くなると1点凝視になったり、あまり動かなくなるため「視力や体力がさがるのでは」と心配です。

パソコンでもスマホでも、子どもでも大人でも「こういったことを気を付けるといい」など、注意点はありますか?

~プログラミング教室・学習サイト・職業体験事業をオンラインで展開する播磨がお答えします~

A.僕は仕事とプライベートを合わせて1日12時間以上パソコンを見ています!

部屋のレイアウトを考えるときも「長時間パソコンが使えるように」という点にフォーカスしているので、僕が行っている工夫をご紹介します。

工夫1)ノートパソコンは底上げする
ノートパソコンを机に置いて使っていると、目線が水平より下向きになると思います。下を向いていると猫背になってしまいがちですので良い姿勢とは言えません。短時間ならまだしも、長時間にわたってその姿勢で作業を続けていると体への負担が大きくなってしまいます。

理想的なモニターの高さは「モニターの上端が視線と水平になる位置」です。ノートパソコンユーザーはモニターの高さを調整する必要がありますね。僕は長時間利用する場合はノートパソコンスタンドと無線キーボード、マウスを使ってデスクトップ風にして使っています。

そこまでの環境を用意するのは難しいと思いますが、簡易的なスタンドを使うだけでも、負担がずいぶん軽減されるように思います。
個人的にはこれがおすすめです。

工夫2)負荷のかかりにくい姿勢をキープ
・キーボードに手をおいたときのヒジの角度が90度になるように
・足は足裏全体が床につくような椅子の高さに
・椅子は背もたれがついているものをえらぶ

工夫3)部屋の明るさに気を付ける
暗すぎると目が疲れやすくなるので、本や新聞が問題なく読めるぐらいの明るさは必要です。
また、窓から差し込む光がモニターに直接あたると、光が反射して画面が見えづらくなります。これも目に負担がかかってしまうので、窓からの光をカーテンで防いだり、光がモニターに直接当たらない場所で利用するようにしましょう。

オンライン学習は、場所や時間を選ばない便利なもの。工夫して、上手に活用していけるといいですね。

この記事を書いた人

播磨貴文
株式会社あんず堂代表取締役。小中学生向け・オンラインプログラミング教室 アンズテックを運営。プログラミング学習サイト アポロンをはじめとする教材開発、オンライン職業体験事業も展開。 アンズテック 株式会社あんず堂