2021.03.15 / online

オリジナル作品がつくれる! オンラインのプログラミング教室

2020年小学校でプログラミングが必修科目になり、小学生がなりたい職業にプログラマーがランクイン。子ども向けのプログラミング教室の需要が高まっています。コロナの影響でオンラインレッスンを用意している教室も急増中。そのなかで今回はオンラインのキッズプログラミングスクール『アンズテック』を運営している播磨貴文さんにインタビュー。「プログラミングを通じて、楽しみながら未来を生き抜く力を養ってほしい」と語る播磨さんに『アンズテック』の魅力を教えてもらいました。

株式会社あんず堂代表取締役 播磨貴文さん × ライター 西倫世さん

 

西ちゃん
いま、オンラインのプログラミング教室が増えてきていると思うんですが『アンズテック』の特徴を教えてください。

 

播磨さん
うちは決まったカリキュラムで進めるのではなく、生徒さんの興味に合わせてステップアップしていきます。オリジナルの作品作りに多くの時間を使っているんですよ。

 

西ちゃん
オリジナル作品ということは上級者向け?

 

播磨さん
パソコンを触ったことがない子ども向けのレッスンもあります。ただ基本的な考えとして、将来プラグラミングを仕事にしたときを見据えているんです。プログラマーに求められるのは、単純にプログラムを組む力ではなく、自分で考えたアイデアを形にする力。それを子どもの頃から身につけてもらえたらなって。

 

西ちゃん
なるほど。生徒さんの対象年齢はどれくらいですか?

 

播磨さん
小学生、中学生全般です。特に多いのは小学校3年生~中学1年生ですね。

 

西ちゃん
レッスン内容についても教えてください。

 

播磨さん
初級、中級、上級の3種類があり、初級では全国の小学校でも利用されている「スクラッチ」というプログラミング言語の基礎を学びます。中級はプログラミングの基礎を組み合わせて、さまざまなゲームやアプリづくりに挑戦。上級は本格的なゲームをつくります。

 

西ちゃん
プログラミング教室というと、ロボットをつくるイメージでしたが『アンズテック』はちがうんですね。

 

播磨さん
はい。ロボットも楽しいのですが、レッスンの半分くらいがロボットの組み立てに時間を使うことになるので、あえてロボットは扱ってないんです。

 

西ちゃん
オンラインレッスンはどこからでも学べる点が便利ですが、難点ってありますか?

 

播磨さん
マウスの操作方法など、隣にいれば自然と見て覚えてもらえるものがオンラインだとそうはいかないというデメリットはあります。ただ、うちは学習サイトアポロンという映像の教材を使っているので、比較的学びやすいと思います。


(↑ プログラムの制作過程を映像で確認できる『アポロン』)

西ちゃん
教材はテキストではなく、映像なんですか!?

 

播磨さん
たとえばひとつのゲームをつくるときは3分くらいの動画を10本見てもらいます。どう入力すれば、どういう動作になるのか動画で確認できるのでわかりやすいんじゃないかな。

 

西ちゃん
確かに、わかりやすいですね。オリジナル作品づくりで、生徒さんからリクエストが多いのは?

 

播磨さん
3Dのゲームを作りたいという子が多いですね。あとは音楽をつくったり、自分で描いた絵を動かしたり。

 

西ちゃん
もう「学ぶ」といより「遊ぶ」に近いから、子どもたちも楽しそう。

 

播磨さん
まさに。まずはプログラミングの楽しさを知ってほしいですから。

 

西ちゃん
『アンズテック』ではイベントやコンテストも開催しているとか。

 

播磨さん
過去には大阪・梅田にあるグランフロント大阪で「子どもプログラミング大会」を開催しました。自分でつくるだけではなく、自分がプログラムしたものをみんなに楽しんでもらう、そんな経験をしてほしいと思っています。

 

西ちゃん
最近、プログラミングを活用した職業体験ができるサービスも開始したんですよね。

 

播磨さん
はい。実在の企業と提携したオリジナルのカリキュラムです。

 

西ちゃん
気になります! 次回は播磨さんが手がける「プログラミングを使ったオンライン職業体験」を教えてください。

 

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インタビュー記事後編はこちら

この記事を書いた人

西  倫世
フリーランスのライター。学生時代、アルバイト情報誌の編集部で学生スタッフとして雑誌づくりに携わり、大学卒業後は編集プロダクションに勤務。転職情報誌の編集・ライターとして経験を積み28歳で独立。現在は就職サイトにて記事を作成するほか、飲食業界誌、企業広報誌、テレビ誌などあらゆる媒体で、さまざまな職業の人物インタビューを行っている。