確定申告ってなんだろう①
ちょっと前に売れっ子芸人の方が「(確定)申告漏れを指摘された」「所得隠しをしていた」と報道されていました。それまでTVで見ない日はないという人だったのに、この事件がニュースやワイドショーなどで大きく取り上げられ、記者会見を行った後で活動自粛に追い込まれてしまいましたね。
さて、では「確定申告」とはいったい何でしょうか? みなさんもしないといけないことなのか? だとしたらどうやったらいいのか? そんな疑問がわいてきますね。
そこで今回は確定申告について考えてみましょう。
そもそも税金は、みなさんにとって一番身近な消費税のほかに、働いてお給料をもらったときに掛かる所得税、自分の住んでいる地域に納税する住民税などいろいろな種類があります。
その中でも所得税には、「所得を得たときに原則、自分で税務署に申告する」<申告納税方式>というルールがあります。「一年間の所得額を計算して申告書を作成して税務署に届け、納税する」という流れになっています。
ただし、あくまでも原則であって申告をしなくてもいい人達もたくさんいます。それは企業に勤めるサラリーマンです。毎月会社からもらうお給料は、会社で先に税金額を計算し、差し引いてもらえます。そして11~12月に「年末調整」といって、社員一人一人の一年分の税金を再計算してくれるのです。
所得は「会社からのお給料とボーナスだけ」という人は、確定申告をしなくてもよいのです。
しなくてはいけない人は、自営業者(個人事業主)・フリーランスとして働いている人、自身が会社を経営している人です。
最初にお伝えした芸人さんは、自分名義の会社をもっていて、社長という立場にいて、「自分の会社にいくら収入があったか」「自身がいくら納税しなくてはならないか」という申告の義務があったのに、何年もやっていなかったことで税務署から「申告をしなさい」「納税しなさい」と指摘をうけたということなのです。 ※②へ続く