2019.04.18 / manners-about-moneyabroad

高校以降の学費はいくらぐらい?

日本では家庭でお金の話をすることは少ないですよね。来年進学という高校生の皆さん、そしてこの春から専門学校や大学などへ進学した皆さんも、学費については「高校までとは違ってすごくかかるらしい」となんとなく想像できても具体的には知らない方が多いのはないでしょうか。

きちんと知って、そのうえで両親と進学について相談したい方、意欲をもって学ぶためにも知っておきたい方へ、今回は高校卒業後の学費についてのお話です。

高校卒業後の進学の道として、日本では

  • 大学
  • 短大
  • 専門学校

といったところでしょうか。学費を考えるうえでは、公立(国立・県立など)と私立、文系と理系などの違いがあることも知っておきましょう。

◆大学・短大の場合

公立の場合は文系・理系での違いはなく、学費は1年間で60万円程度です(2019年現在)。初年度は入学金として30万円近い金額が必要です。さらに施設費、学部によって実習費用などがかかります。

これは大学、学部による差がありますので、進学を希望する大学のホームページやオープンキャンパスで確認をしておきましょう。

続いて私立大学の場合の学費です。文系は80~100万円、理系は100~130万円。入学金は文・理とも30万円ほどのところが多いようです。私立大学も施設費や実習費、諸会費などがかかります。私立の中で医療系(医学部、歯学部、看護学部など)や音楽などの芸術系の学部は文系の2~3倍かかります。

短大の場合も、4年生大学の学費とそれほど大きな差はなく、学校に行く期間が短い分、学費の負担が少なくなるというイメージを持ってください。

◆専門学校の場合

各都道府県に何校か公立の学校がありますが看護系がほとんどです。学費は年間10万円未満~30万円を超えるところがあるなど、学校により違っていますが、私立に比べるとかなり低額です。

では私立の専門学校の学費はどのくらいかといますと、専門によってずいぶん違います。医療系50~180万円、福祉系60~70万円、IT系60万円、理容・美容60万円などなどです。

これらの学費は、入学年度の4~5月中に少なくとも半期分は納付しないといけませんし、入学金は合格が決まって1週間以内に支払わないといけないところが多いですから、推薦など早い時期に進学が決まると納付もそれに合わせて早くなります。

◆受験料について

試験を受けるには、受験料として私立の場合3~4万円ほどかかります。3校受けると10万円近くかかり、また遠方の学校を受験する時には交通費や宿泊費もかかります。

◆入学後の教科書など

学校によっては「入学後、必ずPCを購入すること」など学びに応じた教材や教科書を用意しないといけません。教科書だけなら1年あたり2~3万円以内に収まるでしょうが、PCになると10万円ほど考えておく必要がありそうです。

 

大学や専門学校に進学をするということは本当にお金がかかりますね! 何百万円というお金、2~4年という時間を費やすわけです。じっくり考えて将来の進路を決め、進学後は一生懸命勉強してください。

この記事を書いた人

植田 香代子
1級ファイナンシャルプランニング技能士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント。 大学での授業、新入社員向けの研修、ひとり親の就業相談などの現場で、マネーとキャリアの両面からサポートを行っている。 マネーとキャリアの相談室