2021.07.06 / newseventsbook

課題図書④どこからきたの?お弁当

読書感想文コンクールに今年もチャレンジするぞというみんなへ。今年の課題図書について紹介します。

☆『どこからきたの?おべんとう』はこんな人におススメ☆

調べることが好き / 楽しく学びたい / 絵本が好き / お弁当が好き

 

小学校の遠足などで用意してもらうお弁当。「今日はどんなおかずが入っているのかな」と、開けるのが楽しみですよね。

主人公が野原でのお絵かきに出かけ、お昼に開けたお弁当には、おにぎりにポテトサラダ、アジフライにたまごやきと、おいしそうなものがぎゅーっとつまっています。

これらが、どこからどうやって運ばれてきて、どんな風にしてできあがるか、全部わかりますか?

たとえば、アジフライの場合。

漁師さんが船に乗って海で魚をとってきて、港で魚の種類別に分けられて、トラックで大きな市場へ運ばれて……と、アジフライになるまでがわかりやすいイラスト付きで紹介されています。

おにぎりもポテトサラダもたくあんもミニトマトも、お弁当箱もお弁当袋もどうやってできたのかよくわかります。

いろいろな場所から、いろんな人の力で運ばれて、最後に自分の手にわたる。

自分と家族、学校のみんな。毎日会う人たちだけでなく、たくさんの人の力で自分が暮らしているんだなと実感できる絵本です。

お気に入りのゲームやぬいぐるみ、おいしいケーキなども「これはどこから来て、どうやってできたのかな?」と、調べてみるのもおもしろそうですね。

 

◆本について 『どこからきたの?おべんとう』  作・絵:鈴木まもる  出版社: 金の星社 1,430円

この記事を書いた人

あすとれ編集部
編集長・春瀬(編集・ライター兼キャリアカウンセラー)と、ライターさん、就労前世代のモニターバイトさんから成る編集部です。拠点は大阪市内。「こんな記事が読みたい」などリクエスト募集中!