2019.12.29 / book-website

挑戦に必要な考え方と熱を与えてくれる一冊

『死ぬこと以外かすり傷』 著:箕輪厚介

(出版社:マガジンハウス 1400円+税)

 

現代ほど、技術の進歩や価値観の変化が大きい時代はないのではないでしょうか。今を生きる若者は、そんな時代の最先端にいると言えます。変化の波が押し寄せる現代において「今、若者はチャンスだ」という書き出しで始まるのが、本書の冒頭です。

「もともと僕は努力型でもエリート思考の持ち主でもない」という箕輪氏が、変化の時代をいかにチャンスに変えてきたのか。その考え方や仕事のやり方、セルフブランディングの方法などを、本人の実体験を元に紹介しています。

本書の特徴は、著者である箕輪氏の圧倒的な熱量が詰まっていること。文体からほとばしるパッションに感化されて「俺も!」「私も!」と熱を帯びる読者は少なくないと思います。読書を終えたあと、新しいことに挑戦する勇気が湧く人もいるでしょう。

しかし、本書の良さはそれだけに留まりません。ギリギリの綱渡りを続けるような箕輪氏の体験談を読み進めるうちに、彼の「思考停止しない姿勢そのもの」に触れることができます。固定観念や常識、あるいは「どうせ無理だ」という諦めがもたらす思考停止を、いかに超えていくか。リスクを取って挑戦する際のスタンスを学べる一冊です。(ライター:市川剛史)

この記事を書いた人

あすとれ編集部
編集長・春瀬(編集・ライター兼キャリアカウンセラー)と、ライターさん、就労前世代のモニターバイトさんから成る編集部です。拠点は大阪市内。「こんな記事が読みたい」などリクエスト募集中!