2019.07.25 / communication

<おてがみ部>暑中・残暑お見舞いを夏のサプライズに

暑い日が続いていますね。蒸し暑さで疲れたり、食欲がなくなったり、寝付けなかったりしていませんか?

暑さで体調を崩してしまうことがあるこの季節、「あの人は元気にしているかな。元気にしていてほしいなあ」と相手の健康を気遣う、お手紙があります。

最も暑い時期の「7月7日~8月7日頃」に書くのは「暑中お見舞い」、だんだんと秋に向かう時期の「8月7日~9月7日頃」に書くのは「残暑お見舞い」です。

内容としては、
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①冒頭に「暑中(もしくは残暑)お見舞い申し上げます」とお見舞いの挨拶文
②「暑い日が続いていますが、お元気ですか?」といった相手の健康を気遣うメッセージ
③「私は元気です」「先日、プールに行きました」といった自分自身の近況
④締めくくりに「体調にお気をつけください」「ご自愛ください(=ご自分を大切にしてください)」といった相手の健康を願うメッセージ
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を書くのが基本的な流れになっていますが、「相手の健康を気遣う、願う」というところを押さえれば、自由に書いていいと思います。

雑貨店の文具コーナーに行くと、夏らしくて楽しいカードが並んでいます。ラインやSNSなどでやりとりしているかもしれませんが、夏休みなどを機に会う頻度が少なくなった友だちに、サプライズのお手紙を書くのも楽しいのではないでしょうか。

遠くに暮らすおじいちゃんおばあちゃん、お世話になった先生、進学や就職などで離れ離れになった友だちに宛てるのもいいですね。

たとえば、こんなサマーカードがあります。

「まるごと、スイカ!」「どーんと、かき氷!」というインパクト大のもの、日常の中でも使ってもらえそうなうちわ型のもの。うちわ型のものも、封筒に入れず、そのまま送ることができるようになっています。
→左からスイカ型抜き親展カード、サマーダイカットカード かき氷写真、絵柄が変わるうちわカード(サンリオ)

かき氷やスイカ、蚊取り線香、のほほんとしたあざらしなど、見ているだけで「ああ、夏だー」とうきうきしたり、涼やかな気持ちになったりする柄のもの。
→左から季節のカード かき氷 いちご、季節のカード スイカ 金魚鉢 蚊取りブタ、ダイカットポストカード あざらし(ピンナップ)

そのほかにも、メロディーが流れたり、立体的になったり、飾って楽しめたりするものなど、いろんなバリエーションがあります。

「あの人、元気かなあ?」とパッと顔が思い浮かんだ相手に、お手紙で「お元気ですか?」と呼び掛けてみませんか?

この記事を書いた人

小森利絵 
「おてがみ部」主宰 編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして人物インタビューをメインに活動。「お手紙×コミュニケーション」をテーマに、「おてがみ部」をはじめ、お手紙イベントも展開している。個人オフィス・えんを描くのホームページはこちら