communication②バイト応募電話
学校でもバイト先でも家でも、コミュニケーションって大事。「こんな時どうすればいいんだろう?」と迷うポイントを、ビジネスマナー&コミュニケーションに詳しいゆうこ先生がアドバイス。
CASE②バイト応募の電話連絡
高校生の声:バイトに応募する際の電話連絡で、相手が出た時・切る時など、社会人に対して失礼でない表現があれば知りたいです。LINEやメール連絡が多いけれど、電話をしないといけない場面もあります。言葉遣いや電話をかける時間など、気を付けておくと良いことって何でしょうか?
ゆうこ先生のアドバイス:相手への配慮をしたいところですね。飲食店なら朝のモーニングサービスやランチタイム、夜のピーク時は避けたいですね。その上で、以下のステップを踏みます。
■準備する
面接日のスケジュール調整を行ったり持ち物を案内されたりしますので、必ずスケジュール帳とメモの用意を忘れずに。スマホでスケジュール管理をしている人は要注意。また、テレビの音量を小さくするなど、静かな環境を確保します。
■明るい声で、ハキハキと話す
①挨拶する
「お忙しいところ、恐れ入ります」
②用件を伝えて担当者に取り次いでもらう
「(媒体名)でアルバイトの求人を見てお電話したのですが、ご担当の方(○○様)はいらっしゃいますでしょうか」
③担当者に用件を伝える
「こんにちは。私、高校2年生の○○と申します。(媒体名)に載っているアルバイトに応募したいのですが、まだ募集されているでしょうか」
④復唱確認
「復唱します。面接は○月○日(○曜日)17時ですね。履歴書を持って伺います」
⑤お礼と挨拶
「ありがとうございました。失礼します」
■クッション言葉を使う
たとえば
・恐れ入りますが、○○様はいらっしゃいますか?
・申し訳ございませんが、その日は予定があります。
・お手数をおかけしますが、ご伝言をお願いできますでしょうか。
・念のために、教えていただけますでしょうか。
敬語がうまく使えなくても、クッション言葉(相手を心理的な衝撃から守る言葉)をうまく使うと、好印象を与えることができますよ。