2018.09.04 / communication

「敬老の日」のお祝いを、お手紙で

今年の敬老の日は9月17日(月・祝)です。「国民の祝日に関する法律」によると、「敬老の日」とは「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日とあります。みなさんは、おじいちゃん・おばあちゃんにどんなお祝いをしていますか?

会いに行く、一緒に食事する、一緒に旅行する、プレゼントする、特別何もしない……。
「お手紙を書く」も1つのお祝いの形ですね。

「何を書けばいいの?」と悩むかもしれませんが、内容をあまり気にしなくても「お手紙を書く」行為そのものがそれだけで十分、特別感があるものです。便せんを選ぶところから始まり、「いつもありがとう」「元気でいてね」と気持ちを書きつづり、住所を書いて、切手を貼って、ポストに投函する……そこに「わざわざ感」があります。

「何を書こう」と考えてしまうと書けなくなってしまいますから、以下の流れに沿って書き始めてみましょう。ペンを動かしているうちに「そういえば」と、おじいちゃん・おばあちゃんに伝えたいメッセージが浮かんでくるかもしれません。

(1)相手を気遣うメッセージ
例:「元気にしていますか?」「身体の具合はどう?」

(2)直近で会った時のお礼
例:「お正月はおいしいおせちをありがとう!」「先日は電話で話せて嬉しかったよ」

(3)最近あった出来事や今頑張っていること、新しく始めたことなど自分の近況
例:「夏休みにキャンプに行ったよ」「ダンスを習い始めて、毎日練習を頑張っているよ」

(4)健康を祈るメッセージ
例:「元気でいてね」「また会えるのを楽しみにしているね」

なかなか会えていないのであれば、自分の近況を知らせる写真を同封したり、その写真をポストカードにしてメッセージを書き込んだりするのもいいですね。

この記事を書いた人

小森利絵 
「おてがみ部」主宰 編集プロダクションや広告代理店などで、編集・ライティングの経験を積む。現在はフリーライターとして人物インタビューをメインに活動。「お手紙×コミュニケーション」をテーマに、「おてがみ部」をはじめ、お手紙イベントも展開している。個人オフィス・えんを描くのホームページはこちら