2018.02.15 / industory

AIで自動車の未来が変わる!!

学校~家を往復する毎日だと入ってくる情報が限られることも多い。産業トレンドに精通したプロの記事を読むことで知らなかった世界がみえてくるかも。「社会に興味を持つきっかけに」と、今回おススメする記事がこちら。

 

10年後、自動運転業界の覇者は、ライドシェアのウーバーとITのグーグルかもしれない

AIが社会システムの中に実戦装備され、大きな影響を与えるのは、「自動運転」と「AIスピーカー」だと言われている。特に「自動運転」は、現在世界中で移動手段として使われている自動車という社会インフラの仕組みが根底から覆される可能性がある、という点で大きな注目を浴びている。

トヨタ自動車(以下トヨタ)は年始に「eパレットコンセプト」を発表し、モビリティーサービス企業への変革を発表した。自動車を製造販売するのではなく、移動手段を提供するサービス業になると、自ら自動車メーカーのビジネスモデルを否定したともいえる。

先週の週刊ダイヤモンドで「AIリストラが進みやすい企業ランキング」が発表された。その1位はトヨタ。

社会の急激なAI化の波の中で、日本トップメーカーのトヨタでさえ、このままでは生き残れないと大きな危機感を抱いている。

すでにラスベガスでは、自動運転バスが公道を走っている。運転者席には誰もおらず(緊急事態の備えてスタッフは乗っている)近未来型の移動手段がすでに実現しつつあるのだ。大手自動車メーカーの米GMは、すでにハンドルやブレーキのない自動車を発表した。来年には実用化する予定だという。

自動運転社会は、すでにSFの世界ではなく、もう目の前に迫っている。

この記事を書いた人

濵口 桂
Co-en代表。大学や企業などで『産業トレンド・業界動向・企業研究』をテーマに、非常勤講師として授業・講座などを行う。ファシリテーションやコーチング、キャリアカウンセラーのスキルを応用した、絵本やブロック、各種カードを使ったワークプログラムも実施。『日本昔話村シリーズ』と銘打ったオリジナルのワークツールの開発も行っている。 FBページインスタ(絵本の紹介)